2011年6月4日土曜日

仮設汚染水タンク

読み方:かせつおせんすいタンク

外部に流して廃棄できない「汚染水」を一時的に溜め込んでおくために設置するタンク。

2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の原発事故では、冷却用放水などにより放射性物質に汚染された多量の水が生じ、処理方法が問題となっている。4月から設置が進められている仮設タンクや、メガフロートを譲り受けたのも、汚染水処理の対策のひとつである。

6月3日には新たに数百基の仮設汚染水タンクを設置する計画が発表された。5月末までに施設内に存在する汚染水の量は合計10万トン余りに上ると見られている。