2011年6月13日月曜日

ミクロ石棺

読み方:ミクロせっかん

タンザニアで発見された、放射性物質を吸着・固定することで拡散を防ぐ役割があると見られる微生物。土壌中に棲息しており、福島第一原子力発電所における放射性物質の処理に有益かもしれないとして、調査が進められている。

ミクロ石棺とあだ名された微生物が見つかった地域は中央アフリカ東部に位置するタンザニアの首都・ドドマ(Dodoma)の付近で、放射性物質の濃度が高い地域だという。微生物のまわりには高濃度の放射性物質が粘土に混ざって付着していた。