2011年6月13日月曜日

スピントロニクス

読み方:スピントロニクス
別名:マグネットエレクトロニクス

電子が持つ「マイナスの電荷」と「磁石」という二種類の性質を利用する工学分野。従来の他の技術では実現困難だった様々な技術を可能としている。

2011年6月13日、東北大学とNECの共同研究プロジェクトがスピントロニクスを既存の電子回路に組み込み、高速動作と不揮発性を両立させた集積回路の開発に成功したと発表した。磁石の作用を応用しているため、電源を切っても回路のスイッチの状態が維持される。そのため待機電力がゼロの半導体集積回路が実現可能となる。

関連サイト:
世界初 データ保持に電力が不要な連想メモリプロセッサを開発・実証 ~待機電力ゼロの電子機器実現に向けて~ - NEC