2011年6月7日火曜日

株券不発行制度

読み方:かぶけんふはっこうせいど

株式会社が株券を発行しなくてもよいという制度のこと。

日本においては、2004年までは、株式会社は株券を発行しなければならないと規定されていたが、その後の商法改正により株券の不発行が認められるようになった。

2006年に施行された会社法では、株券の発行は例外として認め、原則として株券は発行しないことが規定された。また、2009年のいわゆる「株券の電子化」により、証券市場に上場している企業のすべてが株券不発行制度を導入することになった。