2011年7月8日金曜日

原子力損害賠償支援機構

読み方:げんしりょくそんがいばいしょうしえんきこう

原子力発電所で事故が発生した際の、損害賠償に備えることを目的として設立が予定されている機構のこと。

原子力損害賠償支援機構の設立は、2011年6月に閣議決定し、国会に提出され原子力損害賠償支援機構法案に盛り込まれている。なお、原子力損害賠償支援機構には、原子力発電所を所有する事業者の加入が予定されている。

原子力損害賠償支援機構は、事故を起こした原子力事業者に対して資金の交付や株式の引受け、融資、社債の購入などを行うとされる。

原子力損害賠償支援機構法案が成立すれば、2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う東京電力への資金交付などが行われると言われている。

関連リンク:
原子力発電所事故に関する賠償などについて - 経済産業省