2011年7月5日火曜日

福島県原子力被災者・子ども健康基金

読み方:ふくしまけんげんしりょくひさいしゃこどもけんこうききん

東日本大震災による避難住民を中心に、子どもを対象にしたがん検診や、学校周辺の放射性物質の除染、児童に放射性物質を吸い込ませないためのエアコン設置などを目的とした基金のこと。福島県民全員への健康調査なども含まれる。

2011年7月5日に閣議決定された第2次補正予算案は総額2兆円規模とされ、そのうち福島県原子力被災者・子ども健康基金の創設に962億円が計上されている。

なお、第2次補正予算案には、福島県原子力被災者・子ども健康基金の他に、原発事故による国の賠償負担分や二重ローンへの対策資金、住宅再建支援金などが計上されている。