2011年7月15日金曜日

好適環境水

読み方:こうてきかんきょうすい

淡水魚と海水魚の両方を飼育できる特殊な水。淡水魚と海水魚を同じ水槽で飼育・養殖することができる。山理科大学の山本俊政准教授が開発した。

好適環境水は、淡水をベースに、海水魚の生息に関わるカリウムやナトリウム、微量の電解質などが加わることで、海水魚が生息できる環境となっている。低コストで生産できるため、内陸部で海水魚の養殖を行うことも可能となる。

2011年7月には山本准教授の研究チームが好適環境水を使用したトラフグの養殖に成功したことが発表された。トラフグは同月内に、岡山の卸売市場へ出荷される。

関連サイト:
好適環境水 トラフグ飼育日記