2011年7月21日木曜日

電田

読み方:でんでん
別名:電田構想
別名:電田プロジェクト

休耕田や、耕作が放棄された土地などに太陽電子アレイを設置し、太陽光発電に使用しようという構想。全国複数個所の耕作放棄地などに設置し、全体でメガソーラー発電所を構成する。

電田の構想は、2011年3月の東日本大震災や原発事故を受けて生じた電力不足の風潮の中、ソフトバンクの孫正義社長が提唱したものである。鹿野道彦農林水産相も電田の実現性について一定の評価をした。

国内の耕作放棄地は数十万ヘクタールに上るとされる。電田が実現すれば、使用されていない土地を有効に活用しながら再生可能エネルギーの活用が可能になる。太陽光発電は天候などに左右されやすく、本格的導入にはスマートグリッドなどのシステムが不可欠になるが、関西を中心に自治体が支援する声なども上がっている。