2011年7月21日木曜日

電流発生菌

読み方:でんりゅうはっせいきん

有機物を分解して電気を発生させるはたらきを持つ細菌。電流発生菌が有機物の分解する際に放出する電子を回収することで、「微生物発電」の装置として利用できないか、という試みが世界中で進められている。

電流発生菌は普通の水田にも存在するが、電流密度が低いため、密度を向上させる研究が行われている。発電に利用するには2010年12月に東京大学やJSTなどが、電流発生菌を培養する方法を発見し、燃料電池としての実用化に新たな期待がかかっている。