2011年7月7日木曜日

熱中症死

読み方:ねっちゅうしょうし

重度の熱中症になって亡くなること。

熱中症は、高温多湿の環境下に長時間したり激しい運動をしたりする中で身体が不調を来たす症状の総称。いわゆる熱射病や日射病、熱疲労、熱射病ななどが含まれ、直接の要因や具体的な症状は場合により異なる。

熱中症の重症度としては「I度」~「III度」の重症度が定義されている。III度が最も重症であり、重度の意識障害、身体的機能低下が見られる。早急に冷却や水分補給などを行わなければ、熱中症死に至る危険性も高い。

毎年夏季になると高齢者や児童をはじめ多くの人が熱中症にかかっており、毎年200人以上が熱中症死で死亡している。2007年には904人、2010年には1700人以上が熱中症によって死亡している。