2011年7月7日木曜日

流行発生注意報

読み方:りゅうこうはっせいちゅういほう

感染症の流行の可能性がある場合に、感染への注意を呼びかけるために発令される注意報。国立感染症研究所の情報提供によって都道府県などが発令する。

流行発生注意報は、「今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性がある」か、あるいは「流行が継続している(終息していない)可能性が疑われる」場合に発令される。過去の発生状況から感染症ごとに基準値を定め、保健所や都道府県レベルの発生状況から、注意報の発生が行われる。

なお、流行発生注意報よりも危険度が高い場合には、「流行発生警報」が発令される。

2011年7月には、乳幼児が感染する「手足口病」の感染例が日本各地で例年になく多く発生しており、鹿児島県などいくつかの自治体が流行発生注意報を発令している。

関連サイト:
警報・注意報システムとは - 国立感染症研究所・感染症情報センター ンフルエンザ流行レベルマップ