2011年8月31日水曜日

畑川断層

読み方:はたがわだんそう

福島県浜通りを長さ44キロメートルにわたって、太平洋沿岸の海岸線と並行に延びている断層。断層の東側に福島第一原発・福島第二原発がそれぞれ立地する。

東京電力が2009年8月に発表した「新耐震指針に照らした耐震安全性評価」の資料においては、畑川断層は後期更新世以降における活動はなかったと結論付けられている。しかし、2011年3月の東日本大震災において、これまで活断層と認めていなかった断層にひずみが見られ、再調査の結果、畑川断層でもこれまでは認められなかった歪みなどが見られた。畑川断層では最大でマグニチュード7以上の地震が発生するおそれもあるという。

関連サイト:
福島第一原子力発電所 福島第二原子力発電所 新耐震指針に照らした耐震安全性評価 - 東京電力 2009年8月
『平成23年東北地方太平洋沖地震を踏まえた新耐震指針に照らした既設発電用原子炉施設等の耐震安全性の評価結果の報告に係る原子力安全・保安院における検討に際しての意見の追加への対応について(追加指示)』に基づく報告【概要版】 - 東京電力 2011年8月