2013年5月7日火曜日

ジャンクフード税

読み方:ジャンクフードぜい
別名:肥満税
英語:Junk Food Tax

スナック菓子やファーストフードといったジャンクフード類に対して課税する税制の総称。「ポテチ税」「ソーダ税」などがある。

ジャンクフードはカロリーが高く、糖分、塩分や脂肪分は過剰に摂取される傾向にあるが、ビタミンなどの栄養価は少ない。健康的な食品より安価である場合も多く、手軽に食欲が満たされるため、摂り過ぎて肥満になる場合も多く、先進国の多くで問題視されている。ジャンクフード税の導入により、ジャンクフードの食べ過ぎに一定の歯止めをかける効果が期待される。

東欧のハンガリーは、2011年9月にポテトチップスや清涼飲料水などを課税対象とする、通称「ポテチ税」を施行した。国民の健康増進、それによる医療費の縮小、さらに財源の確保などが見込まれている。

2013年5月6日には、韓国で肥満税に関する法案が国会に提出された。同法案では、高カロリーで栄養価の低い食品を扱う業者などに課税できるとしている。

関連サイト:
ファストフードや炭酸に「肥満税」、法案が国会へ - 朝鮮日報