2011年10月25日火曜日

セシウム焼却灰

読み方:セシウムしょうきゃくばい

放射性セシウムを含んだゴミや汚泥を焼却して残った灰。放射性がれき、放射性汚泥などを焼却処分してできた灰。2011年10月現在、原発事故の影響でセシウム焼却灰が多数出ており、処分方法が問題となっている。

ごみなどが焼却処分されて排出された灰は、通常、土中に埋め立て処分される。しかし、2011年の3月に発生した原発事故の影響で、灰から比較的高濃度の放射性物質が検出されたことから、埋め立てを進めることができず、一時的に袋詰めにして保管するなどの対応が取られている。

なお、2011年5月頃には、汚水処理施設の汚泥から放射性物質が検出され、引き取り手がおらずに問題視されていた。