2011年11月2日水曜日

パパンドレウ首相

別名:ゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウ
別名:ヨルゴス・パパンドレウ
英語:George Papandreou

ギリシアの第182代首相を務める政治家。第174代首相アンドレアス・パパンドレウの実子である。国務大臣や外務大臣を経た後、2009年10月に首相に就任し、2011年11月1日現在まで現職。

パパンドレウ首相は、首相就任後にギリシアが10年来秘匿してきた財政赤字を公にした。以来ギリシアは深刻な財政危機が表面化している。2011年10月にはギリシア国債を大量に保有するデクシアが経営破綻に陥っている。

2011年10月時点で、ギリシアと同じユーロ圏国家であるドイツやフランスなどがギリシアへの支援を履行しつつある。他方で、世論調査ではギリシア国内では国民の過半数が支援を望んでいないという結果も出ている。パパンドレウ首相は、10月31日に、支援策の受け入れの是非について国民に問うため、国民投票を行うと発表している。

関連サイト:
ギリシャ首相、支援策めぐり国民投票実施を表明 - CNN.co.jp