2011年11月2日水曜日

パリトキシン様毒

読み方:パリトキシンようどく
別名:パリトキシン様物質
英語:palytoxin-like toxin

アオブダイやハコフグなどの海産物がもつ毒。テトロドトキシンよりも毒性が強いとされ、摂取した場合は激しい中毒症状に見舞われる。

パリトキシン様毒の毒素そのものの構造は十分に解明されていない。パリトキシンに似た毒素であるため「パトリキシン様毒」のように呼ばれる。

過去50年余りの間に、国内ではパリトキシン様毒による食中毒で6名が死亡しているとされる。2011年には東京都内でハコフグが未処理のまま販売されていることが報告され、注意が呼びかけられるという事件も発生している。

関連サイト:
魚類:パリトキシン様毒 - 厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル