2011年11月2日水曜日

パレスチナの国連加盟問題

パレスチナ自治政府の国連(国際連合)への加盟を巡る諸問題。国連加盟国イスラエルとの歴史的な対立の最中にあるパレスチナが、2011年10月に初めて国連加盟への申請を提出し、あらためて議論を呼んでいる。

パレスチナとイスラエルの間では、1993年の「オスロ合意」により、イスラエルを国家として承認し、パレスチナを自治政府として承認することで合意している。パレスチナは自治が認められているが、国際的に国家としては承認されていない状態にある。

2011年9月にパレスチナが国連加盟を申請した際、米国は拒否権の行使を表明している。

なお、2011年11月1日現在の時点で、パレスチナのユネスコ(国連教育科学文化機関)への加盟は決定している。