2011年11月15日火曜日

大揺れ度

読み方:おおゆれど

長周期地震動について、主に高層ビルの上層階の揺れに関する尺度の1つ。

気象庁は、2011年11月14日に開催された「長周期地震動に関する情報のあり方検討会」において、従来の震度情報とは別の情報として「大揺れ度」の情報の提供を検討していることを明らかにした。

「大揺れ度」は、地震データをもとにして、揺れを感じた地域の高層ビルの揺れ具合を「大揺れ度1」、「大揺れ度2」などで表現する。

「大揺れ度」のうち「大揺れ度1」は、ものに掴まりたくなったり、ものに掴まらないと歩けないことがある場合や、固定していない家具が倒れることがある場合、コピー機やキャスター付きの家具が動くことがある場合などとしている。また、「大揺れ度2」は、立っていることが困難になったり、はわないと動くことが出来なくなる場合や、固定していない家具の多くが倒れる場合、コピー機やキャスター付きの家具の多くが動く場合などとしている。

関連サイト:
長周期地震動に関する情報のあり方検討会(第1回)の概要について - 気象庁