2011年11月23日水曜日

ロタウィルス

別名:ロタウイルス
英語:rotavirus

主に乳幼児に感染し、下痢・嘔吐・胃腸炎などを引き起こすことで知られるウィルス。冬場に感染することが多い。

ロタウイルスには生後数ヵ月から2~3歳頃の乳幼児が罹患することが多い。成人やある程度成長した児童は感染しても顕著な症状が表れないことが多い。乳幼児が感染すると、2日程度の潜伏期間を経て、激しい発熱・嘔吐、白色の便を排出する下痢といった症状が表れる。

ロタウイルスは感染力が強く10個程度のウィルスでも感染するとされている。予防のために有効なワクチンとしては、日本では2011年7月に「ロタリックス」が承認を受けている。

なお、ロタウィルスと同様に感染性の胃腸炎を引き起こすウィルスとして、ノロウィルスなどもよく知られている。