2011年12月23日金曜日

不育症

読み方:ふいくしょう

妊娠はするが、流産や死産になってしまい、子供が持てない状態。

流産は1度程度であれば特に珍しくはないが、複数回にわたって、あるいは妊娠のたびに流産・死産を繰り返す場合は不育症と呼ばれる。反復流産・習慣流産などとも呼ばれる。

不育症の原因には、主に、子宮の形の異常、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される、血液の凝固異常、父母の染色体異常、などといった原因が挙げられる。感染症への感染が原因である場合もある。

不育症の治療方法は、その原因によって異なる。例えば、子宮の異常に対しては子宮形成術が行われ、血液凝固異常に対してはヘパリン(ヘパリンカルシウム製剤)の皮下注射などが行われる。

関連サイト:
不育症研究 - 厚生労働省研究班