読み方:こうけつえきぎょうこやく
別名:抗凝固薬
血液凝固を阻止する作用をもった薬物。
抗血液凝固薬を用いることで、血液の凝固を阻害することができる。このため、血栓症などのような、血液凝固によって引き起こされる疾患の予防・改善に用いられる。
また、人工透析などで血液を体外に出す際、血液が凝固しないようにする目的でも、抗血液凝固薬が用いられている。
抗血液凝固薬の例としては、ヘパリンやワルファリンなどを挙げることができる。ヘパリンは皮下注射で、ワルファリンは内服によって投与される。