2011年12月20日火曜日

慰安婦像

読み方:いあんふぞう
別名:従軍慰安婦像

韓国が主張している、いわゆる「従軍慰安婦問題」に関して、韓国挺身隊問題対策協議会が日本への抗議の意図を示すため、韓国・ソウルの在韓日本大使館前に無断で設置した少女の像。2011年12月14日に置かれた。

慰安婦像はブロンズ製で、日本大使館の方を向いて椅子に腰掛けた格好をしている。日本政府は韓国政府に対して抗議、および撤去の要請を行ったが、韓国政府は事実上黙認する姿勢をとった。ちなみに、韓国挺身隊問題対策協議会は民間の団体である。

2011年12月18日、日本の野田佳彦内閣総理大臣と韓国の李明博大統領がシャトル外交による日韓首脳会談を開いた。李明博大統領は、会談の席で従軍慰安婦問題を取り上げ、日本側に「誠意ある措置」を講じるよう要請している。

日本側は、従軍慰安婦問題については法的に完全に解決済みであるとの立場を表明している。