別名:Large Hadron Collider
別名:大型ハドロン衝突型加速器
別名:大型ハドロンコライダ
別名:ラージハドロンコライダ
CERN(欧州原子核研究機構)が運用している円形の大型加速器。スイスとフランスの国境をまたぎ、地下175メールに設置された環状トンネルで、円の全周は約27キロメートルに及ぶ。
LHCは2008年に稼動を開始した。主要な目的として、素粒子理論において唯一の未知の素粒子とされる「ヒッグス粒子」の発見、および、超対称粒子の発見などがある。
2011年12月には、ヒッグス粒子の存在する徴候が、LHCの実験により見つかったと発表された。実際にヒッグス粒子の存在が確認されれば、現在の素粒子理論における全ての素粒子が発見されたことになり、ヒッグス場、ヒッグス機構と共に素粒子理論の基礎が完成することになるとされる。
関連サイト:
The Large Hadron Collider - CERN