2012年1月5日木曜日

国立高度専門医療研究センター

読み方:こくりつこうどせんもんいりょうけんきゅうセンター

がんや循環器疾患といった各種医療分野において、疾患の究明・克服を目指し研究を進めるための機関。先端医療開発特区(スーパー特区)に指定されている。

2012年1月現在、国立がん研究センター、国立循環器病センター、国立精神・神経センター、国立国際医療センター、国立成育医療センター、国立長寿医療センター、の6つの医療機関が、国立高度専門医療研究センター下の機関として置かれている。

国立高度専門医療研究センター下の機関に共通する特徴として、医療研究施設と病院を保有し、臨床現場と直結した研究が可能であるという点がある。高度医療の総合的な研究開発、および普及などにおいて、中核的な役割を担っている。

なお、国立高度専門医療研究センターを含む国立高度専門医療研究センター下の機関は2010年度に改組され、厚生労働省下の機関から独立行政法人に移行している。