2012年1月5日木曜日

降水ナウキャスト

読み方:こうすいナウキャスト

気象庁が運用している雨量予測システム。気象レーダーによって観測された雨雲の状況から、降水の強さを予報する。

降水ナウキャストでは5分または10分間隔で最大1時間後まで雨の量の予測データが発表される。降水ナウキャストの気象レーダーは全国20箇所に設置されている。約1キロメートルの単位で予測を行うことが可能とされる。

観測されたデータのうち、10分間隔で発表される情報については、アメダス(AMeDAS)で観測されたデータなどを用いた補正が加えられる。5分ごとのデータの場合は補正が特に加えられない。

2012年1月現在、気象庁は、国土交通省が運用しているXバンドレーダー(XバンドMPレーダー)を活用し、より高頻度で高分解能の予測情報を提供できるシステムの整備を行う予定であると発表している。

関連サイト:
降水短時間予報や降水ナウキャストとは - 気象庁