2012年1月5日木曜日

バイオバンクデータセンター

別名:バイオバンク

国立循環器病研究センターが2012年度から整備を行う、重病の患者の血液や診療情報を蓄積・管理して医療研究への寄与を図る拠点。重症患者の治療内容、検査情報や、患者から採取した血液・細胞組織などの試料を収集して研究者へ提供する、といった役割が想定されている。

バイオバンクデータセンターでは、心臓や脳などに重症を持つ患者や、先天的な難病患者などを主な対象とし、患者の同意を得た上で、医療情報や試料などを収集する。収集したデータは、患者の人権や倫理を尊重・遵守しつつ研究者に提供される。同種の取り組みは国内では初めてとされる。

関連サイト:
バイオバンクデータセンター - 国立循環器病研究センター