2012年1月6日金曜日

ERSS

別名:Emergency Response Support System
別名:緊急時対策支援システム

原子力災害の発生時に、原子炉の状態の迅速な把握や的確な対応を図るため利用されるコンピュータシステム。

ERSSは、事故が発生した原子炉を監視し、事故の状況をデータベースと照合して判断し、その後の事故進展の予測を行う、といった一連の事故対応に活用される。

2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生した際には、ERSSでは約1日程度、システムの不具合により正常に動作していない時間があった。このことは、2011年の大晦日に原子力安全・保安院によって明らかにされた。

関連サイト:
ERSS - 原子力安全基盤機構