2012年2月15日水曜日

ノーズダウン現象

別名:ノーズダウン
英語:nose down

機首または機械の先端部分が下方を向くこと。noseは「鼻面」といった意味合い。

2012年2月7日に発生した水島コンビナートの海底トンネル事故に関して、産経新聞は、2月14日付けの記事でシールドマシンのノーズダウン現象が事故の原因となった可能性を指摘している。

シールドマシンは、掘削を行う前部分と、土を排出する後ろ部分との間に、隙間が発生する可能性がある。水島コンビナートの海底トンネル事故では、シールドマシンが軟弱地盤にめり込み、ノーズダウンが発生して、そこに生じた隙間から海水の流入が起こった可能性がある。

関連サイト:
掘削機前部が沈む「ノーズダウン現象」が原因か - 産経新聞 2012年2月14日