2012年3月30日金曜日

RIPシガレット

読み方:リップシガレット
別名:低延焼性シガレット
別名:低延焼性たばこ
別名:低延焼性タバコ
別名:低延焼性煙草
英語:Reduced Ignition Propensity Cigarettes
英語:RIP Cigarettes

タバコのうち、巻紙に燃焼速度を抑える加工を施したタバコのこと。通常に比べて自然燃焼が進行しにくい、または自然に消火するように設計加工されているタバコ。

RIPシガレットの方式としては、巻紙の何箇所かに難燃性の物質を添付したバンドを巻き、火がバンドの巻かれた地点で自然消火するようにしたものなどが主となっている。タバコがいつまでも燃え続けることのないようにすることで、寝具やカーペットなどへの燃え移りを抑制する効果が期待できる。

ヨーロッパでは、2011年11月に全EU加盟国でRIPシガレットでない普通のタバコの販売が禁止された。日本でも2012年3月に消防庁がRIPシガレットの有効性を検証する実験を進める旨を発表している。

関連サイト:
外における低延焼性たばこをめぐる議論と防炎規制の状況等 - 消防庁(PDF)
RIP シガレットの着火性に関する実験的研究 - 日本火災学会要旨(PDF)