2012年5月31日木曜日

歩行者用エアバッグ

読み方:ほこうしゃようエアバッグ

交通事故で自動車と歩行者が衝突した際に、歩行者を衝撃から保護する目的で搭載されたエアバッグ。2012年5月23日に、ボルボが世界初となる歩行者用エアバッグを発表した。

ボルボが発表した歩行者用エアバッグは、センサーが衝突の衝撃を感知した場合にボンネットの下から飛び出て膨らむ。ボンネットは10センチメートル程度上がり、エアバッグはフロントガラスを覆う形で広がる。

歩行者用エアバッグがボンネットを浮き上がらせることで、すぐ下のエンジンなどの固い部品に衝突することを回避できる。フロントガラスやその周辺の硬い部品への衝突もエアバッグで緩和し、歩行者が致命傷を受けることを回避しやすくなる。

歩行者用エアバッグは新型ボルボV40に搭載される。日本での発売は2013年春を予定しているという。

関連サイト:
ボルボ 世界初導入となる「歩行者用エアバッグ」の仕組みを公開 - ボルボ