2013年2月1日金曜日

20-50クラブ

別名:20-50 club

一人当たりの国民所得が2万米ドル以上で、かつ国民の人口が5000万人以上、という条件を満たした国のグループの通称。いくつかの韓国紙がしばしば用いている表現。20-50クラブに入ることは、すなわちトップクラスの経済大国であることの一つの証である、という。

2012年5月末に、韓国メディアの朝鮮日報やKBSラジオ国際放送などが、韓国が「20-50クラブ入り」することを報じた。20-50クラブのメンバーは日米英独仏伊、すなわち、日本・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリアの6ヵ国のみで、韓国は7番目のメンバーとしてクラブ入りするという。

韓国紙では、「20-50クラブ」だけでなく、特定水準を満たす国々を「~クラブ」というカテゴリーで括る方式がまま見られる。例えば、鉄鋼業者ポスコが営業利益1兆ウォンを下回ったことを報じた中央日報日本語版の記事では、「営業利益1兆ウォンクラブ」という表現が用いられている。また、自国で開発した宇宙ロケットの打ち上げを成功させた国々を指す「スペースクラブ」という呼称もある。

関連サイト:
揺るがぬ存在となった韓国経済 - 朝鮮日報 2012年5月29日
「20・50クラブ」 韓国は世界で7番目に - KBS WORLD 2012年5月28日
韓国鉄鋼最大手、来月5日に“超非常経営”宣言 - 中央日報日本語版 2012年11月19日