2012年7月5日木曜日

取り調べ可視化

読み方:とりしらべかしか
別名:取り調べの可視化
別名:取調べの可視化

警察などの捜査機関が容疑者を取り調べる際に、取り調べの様子を録音録画する取り組み。

取り調べ可視化を行うことで、取り調べがどのようにして行われたかを第三者が確認できるようになる。これにより、不適切な取り調べによって自白を促されて冤罪を被るといった事例の抑止が期待される。また、責任能力の有無を判断する材料としても活用できる。

取り調べ可視化の取り組みは、2006年から検察が試験的に導入を開始したことを皮切りに、2008年には警察も一部取り調べの可視化を行うなど、徐々に導入が進みつつある。