2012年7月25日水曜日

ラジャスタン原発

読み方:ラジャスタンげんぱつ
別名:ラジャスタン原子力発電所
別名:ラージャスターン原発
別名:ラージャスターン原子力発電所
別名:ラワトバタ原発
英語:Rajastan Atomic Power Station
英語:RAPS

インドのラジャスタン州・ラワトバタ(Rawatbhata)にある原子力発電所。インド原子力公社が運営している。

ラジャスタン原発は1960年代に建設が開始された。1973年に1号機が運転を開始している。2012年7月現在、原子炉は6号機まで設置されており、7号機と8号機が建設中である。

ラジャスタン原発では、加圧重水炉と呼ばれる原子炉の方式が採用されている。加圧重水炉は減速材に重水を使用するため、放射性トリチウムが発生するリスクを持っている。

2012年6月29日、ラジャスタン原発で原発作業員が点検作業中に放射性トリチウムを吸い込んで内部被曝する事故があったと報道された。翌7月にも新たに数名の作業員が点検作業中に被曝したと報道されている。

関連サイト:
Nuclear Power Corporation of India Ltd.(インド原子力公社)