2012年7月9日月曜日

破砕帯

読み方:はさいたい
別名:だんそうはさいたい

岩盤が割り砕かれて、多くの隙間を持つようになった地層のこと。断層の運動などによって発生する。

破砕帯は通常の地盤に比べて軟弱であり、地下水などが含まれている場合も多い。トンネル工事などでは岩盤の脆い危険地帯となり、地震発生の際には活断層と共に大きく動く危険性もある。

福井県の敦賀原発は破砕帯の真上に位置しており、従来は地震などによる影響はないと評価されていたが、2011年の震災以降、あらためて破砕帯による影響を調査する取り組みが進められている、