2012年8月8日水曜日

シャープ山

読み方:シャープさん
別名:アイオリス山
別名:Aeolis Mons
英語:Mount Sharp
英語:Mt. Sharp

火星のゲイル・クレーター内にある山。クレーター底部からの高さが約5500メートルある。

ゲイル・クレーターは、NASAの火星探査機「キュリオシティ」(Curiosity)の探査地点となっている。2012年8月にキュリオシティが火星表面への着陸に成功した際、撮影された写真には、シャープ山が写っている。

シャープ山の正式名称は「Aeolis Mons」であり、シャープ山の呼び名は主にNASAが用いている通称である。名称の由来は、惑星科学を基礎づけた功績を持つ地理学者ロバート・シャープ(Robert P. Sharp)に因んでいるという。

なお、火星の山としては、なだらかな傾斜ながら高さが25キロメートル以上ある太陽系最大の火山「オリンポス山」などがよく知られている。

関連サイト:
'Mount Sharp' on Mars Compared to Three Big Mountains on Earth - NASA(英語)