2012年12月20日木曜日

文在寅

読み方:ムンジェイン
別名:문재인

韓国・民主統合党に所属する国会議員。1953年生まれ。2012年9月時点で民主統合党の常任顧問。2012年12月の韓国大統領選挙に出馬したが僅差で落選した。

文在寅は韓国第16代大統領・盧武鉉の側近としても知られている。大学卒業後ほどなくして共同で法律事務所を開設するなど、文在寅と盧武鉉の関係は古い。盧武鉉が大統領に就任した際は大統領秘書室長などを務めた。

文在寅の政治的立場は、富の集中により経済格差を助長しているとの批判が多い財閥への規制強化、北朝鮮への支援、日本に対して竹島や歴史問題を中心に厳しく追及していくとする強硬な反日姿勢、などが挙げられることが多い。

2012年9月16日、次期韓国大統領選における民主統合党の公認候補として文在寅が選出された。他の有力候補としては、セヌリ党前非常対策委員長であり朴正煕の長女である朴槿恵、ソウル大大学院教授の安哲秀がおり、三つ巴戦として注目された。安哲秀は後に自身の出馬を取り下げ、文在寅を応援する立場に回った。大統領選は文在寅と朴槿恵の事実上の一騎打ちとなった。

2012年12月19日に投票が行われた。開票の結果、僅差で朴槿恵が勝利した。