2012年12月20日木曜日

朴槿恵

読み方:パククンヘ
読み方:パククネ
読み方:パックネ
別名:박근혜
英語:Park Geun Hye

韓国(大韓民国)第18代大統領。セヌリ党(元ハンナラ党)議員。2004年から2006年までハンナラ党の党首。2013年に大統領に就任した。

朴槿恵は朴正煕(パクチョンヒ)の長女である。朴正煕は1960年代から1970年代に5期にわたって大統領を務め、戦後韓国の経済成長を支えた人物として知られる。

2012年7月10日、朴槿恵は与党・セヌリ党の代表として次期韓国大統領選挙に立候補することを表明した。選挙戦は当初、最大野党である民主統合党から出馬した文在寅、および若手実業家の安哲秀との三つ巴戦として注目された。後に安哲秀が出馬を取り下げ、朴槿恵と文在寅との事実上の一騎打ちとなった。

韓国大統領選の投票は2012年12月19日に行われた。開票の結果、文在寅の得票率48パーセントを僅差で上回る51.6パーセントの票を獲得して、朴槿恵が大統領に当選した。これにより、韓国史上初の女性大統領が誕生した。

ちなみに、2012年4月に台湾で実施された第13回台湾総統選挙では、民主進歩党主席の蔡英文が立候補した。選挙は馬英九が再選されたが、蔡英文が当選していれば台湾初の女性総統であった。

朴槿恵の政治的立場は、どちらかと言えば保守的・穏健派であるとされる。ただし朴槿恵が大統領に就任して以降の韓国政府の日本にする姿勢は一貫して強硬である。