2012年9月12日水曜日

飛行モード変換

読み方:ひこうモードへんかん

複数の飛行方法(飛行モード)で飛ぶことができる航空機が、飛行中に飛行モードを変えること。2012年9月現在、米国海軍の輸送機「MV-22 オスプレイ」の飛行モード変換について言うことが多い。

MV-22 オスプレイは、ティルトローターの角度を水平から垂直まで変えることができる。このため、垂直離陸、高速飛行と状況に適した飛行モードで飛ぶことが可能となっている。その反面、オスプレイは操作が複雑化しており、操作ミスによる墜落事故が比較的高頻度で発生している。

2012年4月に、米海軍の機体がモロッコの沖合いの洋上で墜落した。また、2012年6月には米空軍の機体(CV-22 オスプレイ)がフロリダ上空で墜落している。この2件の事故はどちらも、飛行中の飛行モード変換に起因する事故であるとされる。