2012年11月22日木曜日

選挙互助会

読み方:せんきょごじょかい

選挙活動を有利に進めることをもっぱらの目的として結成された互助会のような政党。政策・理念の根本的一致がないまま選挙を前に結成された新党などを揶揄する際に用いられる語。

基本政策が一致しないまま合流した政党を揶揄する表現としては「野合政党」のような言い方もある。野合政党も議席の確保などを目的とした合併という意味合いが強く、対象を蔑視する表現である。

2012年10月から11月にかけて、石原慎太郎元東京都知事が新党「太陽の党」を結成し、橋下徹を代表とする「日本維新の会」などと第三極連合を結成する構想を打ち出し、実際に日本維新の会と合流した、といった一連の動きが早急に進んだ。こうした動きについて、既存政党の党員などが選挙互助会、野合政党といった言葉を使用し批判している。