2012年11月5日月曜日

乱中日記

読み方:らんちゅうにっき

16世紀・李氏朝鮮において活躍した武将・李舜臣が自ら綴ったとされる日記。「乱中日記」の呼び名は後世になり付けられた便宜的呼称である。

韓国の慶尚南道庁(Gyeongsangnam-do Provincial Hall)が運営している「忠武公李舜臣」ウェブサイトによれば、乱中日記は「壬辰倭乱」すなわち文禄の役の発生した1592年から、「露粱海戦」すなわち慶長の役の戦中である1597年の間に書かれたものであるという。つまり、豊臣秀吉が朝鮮出兵を行っていた7年の間の李朝側の記録である。

2012年3月、韓国は乱中日記をUNESCOの「世界記憶遺産」に申請すると発表している。

関連サイト:
忠武公李舜臣 (日本語) - Gyeongsangnam-do