2012年11月5日月曜日

トムラウシ山

読み方:トムラウシやま

北海道のほぼ中央に位置する山。標高2142メートル。大雪山国立公園の一部をなしている。

トムラウシ山は10万年以上前の火山活動により形成されており、頂上はドーム状の山容、その裾に溶岩台地が広がっている。奥深い山であり、豊富な高山植物や池沼などで知られる。

トムラウシ山へ登ることは必ずしも容易でない。夏場でも十分な防寒装備が必要とされ、十分な防寒の用意があっても天候次第では遭難する危険がある。2009年7月には夏季登山ツアーに参加した観光客およびガイドのうち9名が遭難の末に死亡する事故が発生している。