2013年1月22日火曜日

インフレ率目標政策

読み方:インフレりつもくひょうせいさく
別名:インフレターゲット政策
別名:インタゲ政策

政府がインフレ率の目標値(インフレターゲット)を定め、中央銀行にその実現に向けた金融政策を実施させる枠組み、およびその下で実施される諸種の政策のこと。

インフレ率目標政策は、物価水準の上昇率を一定水準の範囲内に収めることを目的として実施される。加速するインフレの抑制を目的とする場合が多く、2013年現在の日本のようにデフレ脱却を目的とする例は少ないとも言われている。達成を目指して中央銀行が参画することで、購買意欲の向上などに効果的に働きかけることが期待できる。

日本銀行は2013年1月21日から22日にかけて会合を開き、第2次安倍内閣が日銀に要請していた「消費者物価上昇率2パーセント」を目標に盛り込み、政府と連携して金融政策を進めていくという政府との共同声明を発表した。