2013年4月3日水曜日

エイズワクチン

別名:エイズ予防ワクチン
英語:AIDS vaccine

エイズの原因となるヒト免疫不全ウィルス(HIV)の感染を阻止し、エイズ発症の予防効果を持つワクチン。

2013年4月1日に、日本のバイオベンチャー企業などが参加するエイズワクチン開発プロジェクトが、エイズワクチンの臨床試験を開始した。

HIVは免疫細胞を破壊して体内の免疫機能を失わせる。このため感染者は他のさまざまな感染症に罹患しやすくなる。HIVへの感染後に特定の症状・合併症を発症した患者がエイズ患者と呼ばれる。2013年4月現在、HIVの治療や予防に有効なワクチンはまだ実用化されていない。

2013年4月に臨床試験が開始されたエイズワクチンは、国際エイズワクチン推進構想(IAVI)、ディナベックなどによって開発が進められている。ウガンダで一般人を対象とする試験を実施した後、実用化を目指すという。

関連サイト:
日本技術による新しいエイズワクチン候補の臨床試験がアフリカで開始 - Businesses Wire