2013年4月3日水曜日

差し込み線

読み方:さしこみせん
別名:差込み線

ローソク足のパターンの1つで、前日が大陰線で、当日の始値が前日の終値よりも安く、かつ、終値が前日の高値と安値の中間あたりまで伸びて陽線になった状態のこと。

差し込み線を形成した2日間の値動きを1つにまとめると、下ヒゲの長い陰線になる。これは、相場が下へ強く動き、その後に勢いがなくなって上昇に反転していることを表している。

差し込み線は、相場が大きく下降した後、売り圧力が弱まった時に出現することが多い。特に、安値圏で差し込み線が出現すると、下降トレンドから上昇トレンドへ転換することが多い。

ちなみに、差し込み線に似たパターンに「入り首線」がある。入り首線と差し込み線の違いは、当日の陽線の長さで、差し込み線のほうが長い陽線になる。そのため、差し込み線のほうが強い足となる。