2013年4月4日木曜日

打診売買

読み方:だしんばいばい

株式売買において、投資家が本格的に売買する前に試しに売買すること。

打診売買は、すでに保有している株式を買い増し、あるいは、売り増しする前に、少量の株式を売買して相場の反応を見る。

例えば、買い増しの場合には通常の取引量よりも多い株数で成行注文を出す。成行注文のため、その株式の株価は出来高を伴って上昇する。この動きに相場がどのような反応をするのかを見るのが打診売買である。そして、相場が敏感に反応して株価がさらに上昇した場合には本格的な買い増しを行う。また、相場に反応が見られない時は買い増しを見送る。