2013年6月7日金曜日

認定こども園

読み方:にんていこどもえん

小学校就学前の子どもやその親に対して、保育や教育といった子育てに関する包括的なサービスを提供する幼稚園や保育所、またその関連施設。認定こども園は各都道府県知事によって認定される。

認定こども園の制度は2006年10月に始まった。親が働いている、いないに関わらず子どもを受け入れて、教育と保育を一体として行う。またその地域の子育て支援の一環として、教育相談をはじめとするサービスも行い、親子の集いの場としても機能する。

認定こども園は、認可幼稚園と認可保育所の関係などによって主に4つに分けられる。両者が一体となった幼保連携型、認可幼稚園が保育機能を備える幼稚園型、認可保育所が保育に欠ける子ども以外を受け入れる保育所型、複数の施設が一体となってサービスを提供する地方裁量型の4つである。

認定こども園は、多様化する教育または保育のニーズに合わせて誕生した。子育てをめぐる社会環境の変化に伴い、幼稚園と保育所それぞれの長所を活かした施設とされている。

関連サイト:
認定こども園 - 文部科学省・厚生労働省 幼保連携推進室