2013年6月7日金曜日

到達度テスト

読み方:とうたつどテスト

大学入試改革の一つとして2013年6月現在議論されている、日本の高校在学中に複数回受けることが可能なテスト。6日に政府の議論が開始した。到達度テスト導入に伴い、大学入試センター試験の廃止も検討されている。

到達度テスト導入には、既存の大学入試センター試験や各大学の入学試験といった一発勝負方式の試験を見直す目的がある。少子化の影響で入学試験の多様化が進み、学力試験以外の評価基準が増えてきたことから、一部の教育関係者から高校で生徒の学力を測る仕組みが必要という声が上がっていた。

到達度テストは高校在学中に複数回受験でき、その結果に加え、論文や面接などを行い大学の合否を決定することが考えられている。受験生の正確な学力を把握できるほか、高校教育の質の向上も見込まれている一方で、問題作成のコストや高校生の負担増加などが懸念されている。

関連サイト:
「到達度テスト」導入議論 センター試験廃止も 教育再生実行会議 - MSN産経ニュース