2013年9月3日火曜日

ツイッター悪ふざけ投稿問題

読み方:ツイッターわるふざけとうこうもんだい
別名:ツイッター悪ふざけ投稿
別名:Twitter悪ふざけ投稿問題
別名:ツイッター悪ふざけ写真投稿問題
別名:Twitter悪ふざけ写真投稿問題
別名:ツイッター非常識写真投稿問題

若者がアルバイト先や公共の場で悪ふざけをしている写真を短文投稿サイト「Twitter」に自ら投稿・公開したことで、世間から猛烈な非難を浴び、撮影場となった店舗が閉店に至る、といった騒動が続発している問題。2013年7月から8月にかけて特に多く取り沙汰され、社会問題化した。

ツイッター悪ふざけ投稿が社会問題化する嚆矢となった事件は、高知市内のコンビニエンスストアで22歳の従業員が店内のアイスクリーム陳列用ケースに入って涼んでいる写真を投稿した一件である。ウェブ上で炎上騒ぎに発展し、同店はフランチャイザー(本部)側からフランチャイズ契約を解約されている。

その後、同種の悪ふざけ投稿写真が続々と報告された。ファストフード店の厨房・バックヤードで業務用冷蔵庫から顔を出している写真を投稿した者、流し台に尻を突っ込んだ者、ピザ生地を顔に貼り付けた者、食材を床に敷いてその上に寝転んだ者などが槍玉に上がっている。高知コンビニの件より以前に投稿された悪ふざけ写真が発掘された例もあれば、事件後に写真が投稿された例もあった。従業員の悪ふざけ写真もあれば、客の悪ふざけ写真もあった。

飲食店の他にも、パトカーの屋根に上った者、走行中の市営バスの後部にしがみつく者、駅のプラットフォームから線路に降りた上「人身事故なう」のコメントと共にツイッターに投稿した者なども報告された。

悪ふざけ写真の撮影の場となった飲食店は、設備の徹底清掃、商品や食材の廃棄処分、あるいは休業・閉店を余儀なくされている。被害届を提出し、当事者となったアルバイト店員への損害賠償請求を検討していると表明している店もある。

過去にも、同種の悪ふざけ問題として、2007年に牛丼チェーン店のアルバイト店員が盛り付けで遊び「テラ豚丼」と称して「ニコニコ動画」にアップロードしたことで炎上騒ぎになった。ただし当時は模倣犯あるいは似たような悪ふざけはさほど報告されず、単発の事件として終息している。