2014年2月17日月曜日

新設住宅着工戸数

読み方:しんせつじゅうたくちゃっこうこすう

日本の経済指標の1つで、新たに建設された住宅の戸数のこと。毎月1回、国土交通省が公表している。

新設住宅着工戸数は、景気を判断する材料の1つとなっている。新設住宅着工戸数の増加は、家電製品や家具などの購入増加につながり景気上昇が期待できるため、株式市場は上昇する傾向にある。

新設住宅着工戸数の増減は、金利の影響を受けやすい。金利が下降すると住宅が購入しやすくなるため新設住宅着工戸数は増加する。一方、金利が上昇すると住宅が購入しづらくなるため新設住宅着工戸数は減少する。また、消費税などの増税前には、いわゆるかけこみ需要により住宅購入者が増えるため、新設住宅着工戸数が増加する。

ちなみに、アメリカ合衆国では、住宅着工件数が新設住宅着工戸数に相当する。

関連サイト:
資料8-4 新設住宅着工戸数の推移 - 国土交通省