2014年6月16日月曜日

理研CDB

読み方:りけんシーディービー
別名:理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
別名:理研発生・再生科学総合研究センター
英語:RIKEN CDB

理化学研究所(理研)内で、主に発生学・発生生物学の分野を対象とする研究組織。形態進化研究などを主とする「中核プログラム」、幹細胞の研究やゲノム解析などを主とする「先端技術支援・開発プログラム」など、5つの研究プログラムで構成される。

2014年6月現在、理研CDBは、同年初頭から続いている「STAP細胞論文問題」の関連で広く世間の注目を集めている。2014年4月に、外部の有識者により構成される「研究不正再発防止のための改革委員会」が結成され、一連の問題について調査が進められた。6月12日に「研究不正再発防止のための提言書」が公表されたが、提言書では理研および理研CDBの組織の在り方にも問題があったとして、早急に理研CDBを解体すべきとの旨を提言している。

改革委員会委員の提言を受けて同日(12日)中に発表された理研側からの発表では、理研CDBの解体に関する直接の言及はなかったものの、提言書の公表後まもなく理研CDBの特別顧問が辞任の意向を表明していることなどが報じられている。

関連サイト:
「研究不正再発防止のための提言書」の公表について - 理化学研究所
研究不正再発防止のための改革委員会からの提言を受けて- 理化学研究所